出雲の禅都。
きょぬーﾀｲﾌｰﾝに巻き込まれる直前に店舗を構えていた場所。
桜で過ごすようになってしばらくしてから覗きに行ったら、
既に別の人がおうちを建てていたのだけれど。
郷愁に導かれたかのように、再び彼の地を訪れると・・
まるでﾎﾞｸの帰りを促すかのように、ぽっかりと広がる空き地。
勢いに乗って土台を建てた後、
ﾎﾞｸのお抱え建築家、なヴぇきちくんにｶｽﾀﾏを依頼した。
- 桜の作業場と同じように、みんなで使いやすく
- お店は別途にあるので、完全プライベート仕様
- ﾎﾞｸ好みの自然と融合したデザイン
- 可愛らしさや荘厳さよりも、心が落ち着く雰囲気で
- 周囲のお宅に被らないように
まぁ、いつも通りの依頼内容なんですけども。
今回は、きちんと報酬も提示。
以前、ひぃひぃ言いつつ、みんなに協力してもらいながらこなした依頼の代金。
それをそっくりそのまま差し上げるｺﾄになった。
ｵﾏｹ要素として、遺産も自由に使用してくれて構わない権利付き。
そして数日後。
ﾜｸﾜｸしながら、進捗状況を確かめるべく、
出雲の我が家へﾛｷﾞﾝすると・・
(ﾟﾛﾟ ・・・・！？
入り口の和風門は、まぁいい。
土台左側に等間隔で立ち並ぶ巨大な3本柱。
どこへどう繋がるのか不明な、不可解過ぎるアーチ。
そして・・。
一番のﾐｽﾃﾘｰは、砂岩の階段で作られた三角の物体。
お空の世界で暴れ過ぎて、
ﾌﾞﾘﾀﾆｱ世界での繊細で芸術的なわびさび造り込みｶｽﾀﾏを
すっかり忘れ去ってしまったというのか・・
* 上記でなヴぇきちくんが叫んでいる「ﾌｨｰﾅﾁｬﾝ！」とは、
お空の世界での現行イベントで入手できる女性キャラの名前。
もぉ、ﾎﾞｸがかつて尊敬した小麦粉仙人の
あの素晴らしいｶｽﾀﾏを拝むことはできないのだろうか・・
ｽﾗﾝﾌﾟに陥った彼から、ｶｽﾀﾏの依頼を取り消した方がいいんだろうか・・
色々と思い悩みつつ・・
数日経過後。
珍妙な建造物は姿を消し、可愛らしいおうちが建っていた。
建物入り口両脇の少し凹んだように見える壁。
木製アーチの真ん中に異素材を挟み込んだデザイン。
パッと見では目立たない・・
けれど、よぉく見ると造り込まれている匠の技。
これこれ！
これですよ！
出雲のｺﾞｻﾞ職人、錯視の帝王。
数々の異名を鯖を超えて轟かせた粉仙人のｶｽﾀﾏ技術。
ほんの少しばかり彼のｽﾗﾝﾌﾟも和らいだようで一安心。 (*´꒳`*)
・・・したのは、今から2週間ほど前のこと。
以来、何も変化は見られない・・
思い返せば、ﾎﾞｸが彼に依頼した物件で、
完成したものは未だ1軒もなぃ・・・。 (ﾟﾛﾟ ﾅﾝﾀﾙﾁｰﾔ!!
さすが、ﾌﾞﾘﾀﾆｱのｶﾞｳﾃﾞｨと異名を持つ人物。
一筋縄ではいかない。
某鶏さんや、某きょぬー、某マスターのように。
ごり押しで強制的に責め立てなければ、
彼のドＭなハートに火をつけることはできないのかもしれなぃ。
ﾎﾞｸには無理だな。 (◞‸◟ㆀ) ｼｮﾎﾞﾝ
なぜなら、ﾎﾞｸ自身がﾄﾞＭだから！ (〃´3′〃)ゞ
おまけろぐ。
ｋ氏の妙なﾃﾝｼｮﾝにﾂﾎﾞった。
